多様なニーズのユーザー
全てに対応しようとしている
アクセス数やお問い合せが増えれば集客は成功なのでしょうか?
実は、ここにも大きな誤解があります。
あなたが本当に「お問い合せ」をいただきたい人は、どのような方ですか?
現代のユーザーは、あなたが想定できないほど多種多様なニーズを持っています。
それらすべてに真心を込めた対応をするには、ヒト・カネ・モノといったリソースが必要になります。
結果として大手には敵いません。
webでは大手とも対等に渡り合える
確かにweb検索順位では業界大手とも真っ向勝負することもできます。
「何かを特化」させれば、大手サイトや有名店に検索順位で勝つことは不可能では
ありません。
例えば、歯科医院さんが夜間・緊急に特化したホームページを作れば、
「地域名 歯医者 緊急」で検索した場合、上位検索結果を得られることは不可能では
ありません。
しかしながら、多くの歯科医院の場合、
それは、ターゲットを絞り込むことで、必然的に対象ユーザーが少なくなることと、
(ホワイトニングやインプラントは、他のサイトに取られます)
予約希望者(需要)と先生(供給)の関係で特化することを躊躇してしまうことです。
緊急・夜間に特化した歯科医院の場合、当然お客様も「すぐに痛みを取り除きたい人」に絞り込まれるので、潜在顧客が大きく減少します。
また、緊急・夜間に特化するといっても、歯科医師を交代制で複数配置するのはハードルが上がります。
このようなことで大手サイトに顧客を取られて、お問い合せの数が少なくなるのです。
特化させないサイトで大手に勝つのはほぼ不可能
web情報社会となった昨今では、サービスや商品を単純に羅列しただけのサイトでは、
物販店や旅館業など必然的に在庫を持つ方は、掲載料を払う大手サービスに加入するのが残念ながら一番いいです。
もちろん、成果を得るのですから、相応の掲載料を支払わなければなりません。
「結局、資金力か…」
そんな声が聞こえてきそうですが、これで終わっていたらアレドレの存在意義がありません。
掲載料で利益のほとんどが消えてしまうのなら、自社へ足を運んでくださったお客様へ、最高の「おもてなし」をしたいと考えるのが経営者の本音ではないでしょうか?
ここで諦めていたら、集客できないばかりか、永遠に繁盛しません。