WEBリニューアル

1990年代インターネット黎明期では、web(ホームページ)をもっているだけで企業はステータスを得られました。
この頃は、必ずと言っていいほどINDEXページ(トップページ)に「ようこそ!◯◯のホームページへ」といったお決まりの挨拶が掲げられてました。懐かしいですね。
コンテンツも簡素なもので、会社概要や設備紹介、取り扱い品目などが主でした。
そのようなお品書きサイトでもお問い合せがあったのです。
(ちなみにお問い合わせは、メールフォームなどではなく電話やFAXが多かったようです。まだまだアナログでした。)
昨今のインターネット普及率は爆発的になり、企業どころか、個人においても利用しない人の方が少なくなりました。
つまり、企業や店舗はwebを持っているのは当たり前になり、その他、キャンペーンサイトやリクルートサイト、また最近大注目のオウンドメディアやSNSの運用までビジネスとインターネットは切り離すことができなくなりました。
当然、黎明期と同じようなコンセプトで運用されているwebには集客効果などあるはずもありません。
「ホームページに効果が感じられない」という経営者の話も未だに多く聞きますが、化石時代のwebであるなら、それは当たり前の話です。
消費者は能動的に情報取得する時代です
インターネット利用者の中で急速な発展を遂げているのはスマホです。
携帯端末利用者のうちスマホ利用率は85%以上を占め、誰もがタッチパネルで簡単にインターネットを使いこなしています。
このような時代変遷の中でマーケティングとして最も変わったのが、消費者は受動的な情報取得より能動的な行動に変わりました。
いつでも、どこでも、どんなことも情報収集できるわけですから、これはとても便利です。
こうなると、もう企業からの一方的な広告発信には関心を示さなくなり、消費者は自身のライフスタイルに丁度いいアクセス法を選びます。
普段から忙しくしている経営者は「そんなにネットをやっているかな?」「ネットで何をそんなに調べているのかね?」と疑問に感じるでしょうが、消費者は確実にスマホを使いこなしています。
スマホではニュースでも取り上げられるSNSでの情報交換やYoutubeでしか得られないオモシロ動画、オンラインゲーム、TVドラマの見逃し再放送など、消費者を飽きさせないコンテンツがてんこ盛りです。
黎明期のように「インターネット=何かを調べる」というわけではないのです。
このように多種多様の情報がある中で、生活者は自分にとって有益で興味のあることにのみ反応します。
この「興味のあることにのみ反応」というのが、今後のマーケティングには大変に重要になります。
有益な情報とは、その人のライフスタイルからくる価値観であって「激安」とうたった商品の売込情報ではありません。
自分好みの情報でない場合、それらはノイズ=自分には関係のないものと感じるスマホユーザーも少なくありません。
正しく有益な働きをするWEBへとリニューアル
webからの反響がないと感じていらっしゃるのなら、もうそのwebの賞味期限は終わっています。
あなたのターゲット層が能動的に検索するであろう情報を、いかに価値的に伝えられるか、有益な情報として配信しているかが重要となります。
有益な情報を配信しているwebサイトは、優良な潜在顧客を連れて来てくれます。
だからこそ、webは作って終わりではありません。
現在あるwebで成果が出ないのは、webを作ったことに満足しPDCAを回していないからです。
Plan:計画・戦略を立てる
Do:計画を実行
Check:行動の評価
Action:改善
この4つを繰り返し、成果に結びつけていくことをPDCAを回すと言います。
リリースしたままだと、残念ながら「Do」止まりになっていることになります。
そもそも、今のwebはあなたの戦略に当てはまっていたのでしょうか?
「よく見直してみたら戦略通りでなかった。」
「お問い合せまでの誘導が魅力的ではなかった。」
「そもそも戦略もないままに走ってしまった。」
集客に繋がらないwebを運用していても意味がありません。
アレドレは、あなたが成し遂げたいことを具体的な戦略に発展させ、正しく有益な働きをするwebへとリニューアルいたします。