男子必見！生理痛の女性をいたわるには？男性のとるべき対応

あなたが普段接している奥様、恋人、友達などが、ときたま普段と違う様子の日があって、変だなと思ったり、心配したり、とまどったりすることはありませんか。

女性の体と心はとてもデリケートです。

女性の体は、プレ生理（PMS）、生理、プレ更年期、更年期と絶えずホルモンバランスの変化が起こっています。それが体調や心の状態に影響を及ぼしています。

しかし男性にとっては、女性特有の悩みでもある「生理」については、わからないことだらけですよね。

PMSとは月経前症候群（Premenstrual Syndrome）のことで、生理通とは別の、生理の3～10日前から生理が始まるまでの間に起こる不快な症状をいいます。

PMSでも心身のバランスが大きく崩れ不調を感じている女性が多くいます。
症状のあらわれかたは個人差が激しく、症状がそれほど気にならない人もいれば、日常生活に差し支えが出る人もいます。
PMSの不調は生理の前に起こり、生理が始まると治まります。

【参考】知ろう、治そう、PMS

PMSで多い症状はどういったものでしょうか？

複数の症状が同時に現れることが多く、一定の症状が同じように現れるというわけではない、というのが特徴です。

【参考】知ろう、治そう、PMS

【参考】ユニチャーム　はじめてからだナビ

生理中に生じる症状は個人によって大きく違い、何も症状がない人から、不調が酷すぎて寝込んでしまう人まで様々です。

生理痛が「かなりひどい」「ひどい」と感じている人は女性全体の30%近く。
「がまんできる程度」の人を合わせると、何らかの生理痛を感じている人は全体の8割近くにものぼります。

厚生労働省が女性27,106名に行った調査では、生理痛が「ない」と答えた人は全体のわずか1割（11.8％）だったというデータもあります。

年齢別の割合は、生理痛が「かなりひどい」「ひどい」人の25歳未満で43.1％、25～30歳未満では38.2％を占めていて、若い人ほど生理痛に悩まされていることがわかります。

【参考】ロキソニン　生理について学ぼう

【参考】婚活レポ　生理中の女性の体はどんな状態？

周囲の殆どの女性達が、そんな体・心の不調を抱えて毎月ごとの辛さを、工夫したり市販薬を利用したり病院で受診したりして、なんとか生活をやりすごしているのです。
それを知って驚かれた男性もいるのではないでしょうか。

しかしそんなこととは知らず、女性のテンションが低いときに、「どうしたの？」などと何も考えずに聞いてしまうこともあるでしょう。

そのとき、「生理痛が辛い」「今日は生理で」という答えが返ってきたら。

男性は、正直大事なパートナーだったとしても、かけてあげる言葉も見当たらなく、正しい判断ができるとも思えず、気まずい思いを感じるのではないでしょうか。

女性側は生理の不調に関して男性に何かしてもらうことを特に望んでないようですが、優しい男性方にしてみれば、
「普段と様子が違うパートナーに気遣いで聞いてもいいのだろうか？」
「パートナーに何かしてあげられる事はないか？」
「実際は生理中にどうして欲しいのだろう？」
と思ってらっしゃる男性もいらっしゃるようです。

決して悪気はないのですが、生理前や生理中には感情がコントロールできなくなったりします。
一番気を許している人や日頃から気を使っている人にまで感情が向かう事もあったりします。

どんなにテンションが低くても、イライラしていても、あなたを嫌いになったわけではないのです。

もちろん女性も、後からすごく後悔したり、嫌われたかも…と不安になったり…自己嫌悪に陥ったりします。

ですから、そんなことは気にせずに笑い過ごしてくれたら女性は気が楽になります。
この時ばかりは優しく接してもらえると、女性はとても嬉しいのです。

生理のときの彼女の症状をどうぞ知ってあげてください。（この記事を読んだからには大丈夫ですね。）
生理特有の症状を理解してあげて、さりげなく日常生活の範囲でサポートをしてあげて下さい。
ゆっくり歩いても文句を言わなかったり、優しい言葉をかけてくれたりと、体調が悪い時にそんな優しい対応をされたら、改めて惚れ直してしまいます。

男性に生理の辛さをわかってもらうのはとても難しいことですが、わからないなりにも気を使ってもらえると、その優しさはまさに神対応に感じます。
「この人と付き合ってよかった！」と心底感激します。

そんなときに男性として女性を守る男らしさを発揮してあげてくださいね。