剛力彩芽も炎上!SNS発信の難しさに学ぶ企業アカウントの運営
企業やお店でもSNSを活用しているところ、これから活用しようと考えているところがあります。SNSに期待することは、「窓口を増やす」「周知してもらう」「情報を発信する」、そしてなにより「拡散してもらう」ことです。
拡散されて多くの人へ周知されてこそSNSを導入して良かったと思われるのではないでしょうか。
SNSを有効に活用するために、企業アカウントではどのような事を発信していったら良いかを学びましょう。
SNS投稿はタイミングが重要
SNSで発信した内容が何気ない日常や旅行先の写真であったとします。なのに、炎上することがありますね。
特に芸能人のように有名人であれば、それが顕著にあらわれます。
例えば、剛力彩芽さんがサッカーワールドカップの観戦をSNSに投稿したことで、批判を多く浴びることになりました。
ZOZOTOWN前澤社長との熱愛報道が報じられた直後で注目されていたこともあり、前澤社長も同じような自身の写真をSNSにアップし自家用ジェット機での日帰り観戦だったことなどをツイートしたことで、剛力彩芽さんのファンがショックをうけ、また世間からも浮かれ過ぎではないのかとバッシングを受ける形になりました。
また、モデルの山田優さんが西日本豪雨中に「梅雨明け?」と投稿したことで、空気が読めていない投稿に批判が殺到し炎上しました。
どちらの投稿も一般人であったならばさほど問題がない投稿です。
ですが、有名人は主観だけで発信すると大きな問題になるという例です。
自分がハッピーな気持ちであっても、
『これを発信することで世の中の人はどう思うだろう?』
ということを投稿する前に前後左右の状況を考えて俯瞰的に見てみる事が大事です。
とはいえ、SNSは芸能人のプライベートを身近に感じられるツールですので、日常の様子も知りたいのが世の中です。
炎上上等なんていうダレノガレ明美さんのような方も稀にいますからね(笑)
剛力彩芽さんも気落ちせずに、また彼女らしい素直で笑顔の溢れる投稿をファンも楽しみにしていると思います!
企業アカウントでも同じです。フォロワーがつくということは、あなたの企業に少なからずとも興味をもってもらえているということです。
フォロワーが増えれば、知名度も上がります。有名になればなるほど、良くも悪くも注目度はあがります。
今まで何も気にせずに投稿できていたことでも、世の中の情勢を配慮していないものであれば世論から不適切な投稿と思われることになるのです。
知名度が上がるほど、拡散率は上がり瞬く間に炎上することになります。
有名なところでは、ディズニー・ジャパン公式Twitterで8月9日に投稿した内容が
「なんでもない日おめでとう」というものでした。
8月9日と言えば長崎原爆の日です。よりにもよって、この日に日本の公式サイトであるディズニー・ジャパンが投稿する内容ではないと批判が殺到する騒ぎになりました。
【参照】ディズニーの公式Twitterアカウントが炎上!?Twitterでの意見や実際の画像まとめ|NAVERまとめ
この様に、企業アカウントであれば世の中の情勢に敏感であることと、投稿するタイミングにも気をつけなければなりません。
企業アカウントの投稿はバズることにあり
企業アカウントは企業の看板を背負った投稿ですから投稿内容が慎重になることと思います。なので当たり障りのない内容や、企業側からの一方的な情報発信といったものになりがちです。
ですが、プライベートでSNSをされている方ならわかるとおもいますが、売り込み・ビジネスといったアカウントは嫌煙されます。また、当たり障りのないツイートはスルーしますよね。
SNSに期待することは周知にあり、周知されるには多くの人にフォローされて投稿を気に入ってもらい拡散してもらわなければなりません。
では、どのような内容を企業は発信すべきなのでようか?
ハッシュタグを活用する
ハッシュタグとは、キーワードやトピックスを分類するために#記号を付けたラベルです。
ハッシュタグをつけることで、同じようなタグ付きの投稿が集められます。そうすることで、SNS内の検索で表示されやすくなり、そのハッシュタグに興味のある人と繋がれることになります。
ハッシュタグをクリックすると、ハッシュタグを含む他の人の投稿も表示されるので、繋がりのない人があなたの投稿を目にすることになるのです。
Twitterやインスタグラムはリアルタイム発信であるので、ハッシュタグはタイムリーでトレンドの高いものをつけると多くの人に見てもらえます。
例えば、
- 年末年始特有のハッシュタグ
- エイプリルフール、バレンタインデー、ハロウィン、クリスマスなどイベント系ハッシュタグ
- 記念日ハッシュタグ
- 大喜利系ハッシュタグ
- 時事ネタハッシュタグ
- 放送中のアニメ、映画、ドラマにまつわるハッシュタグ
などは、トレンドになりやすいハッシュタグです。
もちろん、投稿内容はハッシュタグに絡めた内容でなければ意味がありません。
こちらは、通販カタログ「ニッセンオンライン」が8月29日『焼肉の日』にTwitterに投稿したものです。
焼肉のタレで有名な『日清食品』のアカウントとツイートを盛り込みながら、自社商品も上手に宣伝しています。
お供のタレは日本食研さんで! スミス RT @bansankan_banko これで… #週末焼肉 RT: @nissen ちなみにニッセン、ホットプレートもお取り扱いしております。たこ焼きと、なぜか鍋ものもOKなすぐれものです→nissen.co.jp/sho_item/regul…
この投稿のように「#週末焼肉」とハッシュタグがついていることで、「焼肉」に興味を示していた人達が、一見焼肉に関係ないニッセンにも興味を示す形になりニッセンの商品を知ることになります。
ハッシュタグにはほかにも『#この画像を見た人は○○をする』『#○○をやってみた』『#飯テロ』『#教えて中の人』など行動を促すもの、同士を増やすもの、共感をもってもらうものなどもあります。
企業に寄せられる質問も『#教えて中の人』とハッシュタグをつけて、専門分野だからこその情報を遊び心も織り交ぜて答えると興味をもってもらえます。
【面白い】と思ってもらえてこそバズることに繋がるので、トレンドワードを意識した投稿をすることと、ネタとなる旬な話題をキャッチすることが必要です。
多くの有名な企業もファンづくりのために様々な面白い投稿をされています。
投稿者、所謂『中の人』をキャラづくりするのも良い手です。
【参照】【Twitter】これはフォローするべき!!おもしろ企業公式アカウント10選まとめ【おすすめ】|NEVERまとめ
まとめ
リアルタイム発信であるSNSを企業アカウントで上手に活用するためには、
「情勢を考慮する」
「タイミングに気をつける」
「トレンドのキーワードを盛り込む」
「共感型の内容」
「旬ネタをキャッチする」ことです。
企業アカウントなので、フォロワーさん一人一人と密に繋がらなくてもいいのです。
オーディエンスに喜んでいただける投稿であることが大事です。
企業アカウントだからと一方的な情報発信や堅苦しい内容では、スルーされてしまいます。企業を多くの方に知っていただけるSNSですので、投稿には自由度も必要です。
興味を持ってもらえるように努力されている企業アカウントの投稿を参考にされてみるのも良いですね。